どうしたら、プロのガイドになれるのですか?
国家試験(通訳ガイド試験)に合格して、都道府県の免許を受けることが必要です。試験は年に1度行われ、2次まであります。詳しい内容については、「受験案内」の項目をご覧ください。
 
通訳ガイドになるための学校はありますか?
当協会の賛助会員である日本外国語専門学校や、森谷学園トラベルジャーナル旅行専門学校、富士通訳ガイドアカデミーなど、通訳ガイドを目指すための専門学校があります。通学できなければ、通信教育を利用するといいでしょう。参考書に関しては、当協会発行のテキストを是非、ご活用ください(「受験案内」参照)。
 
ガイドとはどんな仕事ですか?
主に外国人の観光ツアーに同行して日本各地を案内します。お客は個人から40人前後の団体までさまざま。期間も1日だけというものから、2週間、3週間という長いものもあります。名所旧跡の案内といったこと以外に、空港やホテルの送迎といった仕事もあります。
 
案内するのは観光客だけですか?
いいえ。日本企業の研修や視察に訪れた人を案内をしたり、バイヤーの買い付けに付き合ったり、スポーツイベントの参加選手に付き添ったりすることもあります。映画のロケに同行したという人もいました。
 
ガイド以外の仕事もするのですか?
企業訪問のときなどに、視察団の通訳を務める仕事が増えています。兼業ということでは、翻訳や海外添乗員、語学学校の講師など、守備範囲が広くなってきています。
 
仕事をどうやって見つけるのですか?
旅行会社と専属契約を結んでいる人もいますが、多くはフリーとして働いています。フリーの場合、派遣会社や知り合いのつてで仕事を得たりします。
 
日本観光通訳協会でも仕事を斡旋していますか?
当協会は厚生労働大臣から「無料職業紹介事業許可証」を得て、通訳ガイド業の無料職業紹介を実施しております。ただし、会員に限らせていただきます。
 
ガイド料金の相場はどのくらいですか?
旅行会社と専属契約を結んでいる場合は、各社の契約料金によります。フリーの場合は交渉次第です。経験によって違いがありますが、個人旅行に付いた場合、平均すると1日8時間で3万円ほどです。
 
お客の人数が多くても少なくても料金は一緒ですか?
均一の場合もありますが、通常は、お客の人数が多くなると料金が割り増しになります。また研修ツアーの訪問先などで通訳の仕事をしたときや、早朝や深夜の仕事のときなども同様です。食事代や交通費も、ふつうは別途支払われます。
 
基本料金や追加料金は、日本観光通訳協会のほうで決めてもらえるのですか?
当協会は仕事の斡旋はしていますが、独占禁止法との兼ね合いから、料金については依頼主と会員との交渉に任せています。
 
通訳案内業の将来性はどうですか?
一般通訳や翻訳などの仕事を含め、活躍の舞台は今後、さらに広がるでしょう。観光地を案内をする仕事は、欧米語についてはいまのところほぼ横這い傾向ですが、中国語や韓国語は増えています。1997年には、国土交通省の「ウエルカムプラン21」(外国人観光客を700万人に倍増させるプラン)もスタートしました。ベストセラー小説『さゆり(Memoirs of a Geisha)』が、スピルバーグ監督のもとで映画化されることも、日本のPRになるので、ツーリストの増加につながるはずです。
 
日本観光通訳協会の会員は、どれくらいいるのですか?
正会員は、通訳ガイドの国家資格を持つ1000名ほどで、全国にまたがっています。ガイド試験にパスしたら、どうぞ私たちの仲間になってください。賛助会員としては、旅行会社、ホテル、観光土産品店、レストラン、デパートなどがメンバーになっています。
 
協会の活動にはどんなものがあるのですか?
就業案内や通訳案内業の普及のほか、新人ガイドや正会員に対して、各種の研修会や講習会が開かれます。詳しくは「JGA紹介」の項目をご覧ください。
 
どうぞ、日本観光通訳協会(JGA)や通訳ガイドに関するご質問をお寄せください。
 
arrow
arrow
    全站熱搜

    99國語言天才彼得 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()